5月が手をすり抜けた
さよなら、5月
はろはろ、6月
世の中のざわつきに翻弄されたりされなかったり。
家にいる事が大好きだから、ステイホーム、苦痛じゃなかったです。
それに、どうしてもどうしても必要な物は、ケータイだったりパソコンで完結。便利で忙しいツールに助けられた。
でも、何かを注文したら、宅配業者さんのお仕事が増えちゃうって、無駄なくらい本当に必要なのか考えたり、注文した後に「ごめんなさい、ありがとうございます」ってつぶやいたり。ここら辺は、翻弄されているのかな…?
おうちにいる事が増えた人達が「おうち時間」ってものづくりをはじめたり、新発売のゲームをやり込んだり、丁寧なお料理を作ったり。
お仕事的に出社しないと難しい私は、動いているはずなのに、あちこちの人たちに置いていかれてる気がしちゃって、何かやらなきゃ、何かつくらなきゃ、生み出さなきゃ、ちゃんとしなきゃ、、、
人の楽しみを、自分の都合で斜めに見てしまう。
6月には、まっすぐ向き合えるようになりたいな。
あ、あとサボっている病院にも行ってお薬貰いたい。サインバルタがもう弾切れよ。
お薬が無いと、世界が波打つ。光が飛び散る。
それはとっても綺麗だけど、激痛苦痛がもれなく付いてくる。
ふわふわグラグラゆらゆらチカチカぴかぴかギラギラ
ツキツキずきずきミシミシ…
感じた物を全部見えるように表現できたらいいのに。
「なんで分かって貰えないのだろう」は相手にとって「本当に分からない」な事が多いと気がついてから、私は何かできたかな、できていないな。。。
するするっと両手の間を、指の隙間を
5月がサテンリボンのようにすり抜けていった。